「演劇と教育」がなんともおもしろいのは
演劇といえば、好きな役者さんが出ているか、友達が所属しているから応援に観にいくことが多いかもしれませんね。
「演劇と教育」が出会うとどうなるのだろうー
本日は、宮崎大学330記念会館で、チャレンジ文化活動事業:みやざき「演劇と教育」フォーラムを開催しました。これは、演劇人と小中高大教職員という5つの層が5回の出会いの中で、表現によって深まる伝わり感を得て、おもしろさを実感していくものです。
伝えたいおもいが強くなると、自ずと声は大きくなり、セリフは変わってきて、態度まで強気になっていくという変化を、参加した学生たちがわかりやすく演じてくれました。いえ、演じるのではなく自然とその世界に入り込めるように演劇人たちがリードしているのでした。
宮沢賢治原作『注文の多い料理店』を初見で演じた4人の役者さん。それはまるで映画のアフレコ現場。だからこそ、事前に読みこんでいたはずの参加者たちにとって、自分の解釈との違いがわかりやすく伝わったようでした。
おもしろい!「演劇と教育」でした。