年末を迎えたからでしょうか。ここのところ毎日のように、今年一年の感謝の気持ちが溢れてきています。

日頃の活動の裏側で、実は多くの寄贈をいただいているのです。

採れたての野菜、まだまだ使える文具、お布団セット、冷蔵庫や洗濯機など家電製品と、思いがけずお声かけ頂くことがあります。転勤で宮崎を離れる方や県外に社宅を持つ企業さんからは、ほぼ全ての家財道具をお預かりしました。ホンダロックさんからは育てているトマト。毎月のように楽器、洋服、自転車など、大切に使われていたものが我が家にやってきます。私が一人でお弁当を作るのは大変だろうと、お煮しめやサラダ、最近は手作りケーキの差し入れもいただき、とても助かっています。お菓子やお素麺やお米などは、学習支援を手伝ってくれる大学生たちも一緒にいただいています。大量の「切り干し大根」も「梅干し」も、みんな大好き！です。

学習の機会を作ることや学力を伸ばすことはもちろん大切ですね。それは自立していくには不可欠な要素でもあるから。でもどんなに本人が頑張っていても、受け入れる周囲が手を繋ぎ支え合う関係でなければ、社会の二極化は進むばかりだと思います。今、こうしている時にも、誰かが誰かのためにと考えているかと思うと、嬉しくてたまりません。今日は椎葉からお米と掃除機が届きました。実はつい先ほども「持っていく食材で、一緒にお料理したい」とのメールをいただきました。なんだかワクワクしませんか？

お会いしたことのない方々とも、同じ理想を描いているのだと思えることで、こんなにも幸福な気持ちにさせてくれるのですね。本来なら、頂き物も丁寧にご紹介できればいいのですが、まだまだ力不足でそこまで気が回りません。でも決して無駄にすることなくありがたく使わせていただいています。本当にありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。